はじめて乗った車

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大学生になって免許をとって初めて乗った車は「トヨタ スプリンター リフトバック」であった。
ライトバンのようなカタチをしており、ライトバンと同じように後部にドアがついていて、比較的たくさんの荷物が載せられる車だ。
当時、友人からは「なんでそんな商用車みたいな車に乗るの?」とバカにされることが多かった。

なぜ、僕がこの車を選んだのか、その動機は覚えていない。
しかし、この車にどことなく「アウトドア」の匂いを嗅ぎ取り、それにひかれたのではないか、そう思っている。
友達と海や山へ遊びに行ったとき、この車の後部ドアをパカッと開けたままにしておくと絵になる、そんな気がした。
これが通常のセダンのトランクだと、絵にならない。

海や山へ遊びに行くといっても、何か「アウトドア」らしきことをしたわけではない。
せいぜい泳ぐか、バーベキューをするか、そんな程度である。

この車が威力を発揮したのは、音楽機材を搭載するときだ。
僕は当時、軽音楽部に入っていたのだが、コンサートやライブハウスで演奏するときに、アンプやキーボード等の大型機材を運搬しなければならない。
そんなときに、この車はたいへん重宝した。

僕のアウトドアは、まだまだ遠かった。
by hotshark | 2004-02-07 22:49 | クルマについて
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