保古の湖キャンプグラウンドレポート(7)今回のサイトのご紹介1

ここで、今回我々が滞在したキャンプサイトを、キャンプ場の施設も含めて紹介しておく。

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今回我々が滞在したサイトは、A-2と呼ばれるエリアにある。
このA-2エリアは、以前はバンガロー村として活用されていたが、最近バンガローを取り壊し、オートサイトに改装したとのことだ。



保古の湖キャンプグラウンドレポート(7)今回のサイトのご紹介1_a0002763_8281167.jpgこれが、A-2エリアの入り口である。
木々が鬱蒼と茂り、一見この先にオートキャンプ場があるとは、思えない。
ここは、江戸時代に作られた植林だということだ。
当時は赤松のみが植樹されていたらしいが、放置されるにつれ広葉樹も茂り出し、徐々に自然な姿に戻りつつあるらしい。
今回驚いたのは、このような自然が豊富な環境なのに、虫が非常に少なかったことである。
もちろん、ある程度の蝿や蚊、蜂は出現するが、市販の蚊取り線香や防虫ろうそくで防げる程度である。
夜間のランタンに狂ったように蛾がたかることもなかったし、ブヨにさされて手足がパンパンに腫れあがることもなかった。
保古の湖キャンプグラウンドレポート(7)今回のサイトのご紹介1_a0002763_8373550.jpgA-2エリアの脇には、小川が流れている。
残念ながら、水はあまり冷たくなかった。
でも、キャンプ中に聞こえてくるこの小川のせせらぎの音が、僕は非常に心地よかった。
昼間は涼しさを誘い、夜は眠りを誘ってくれる、僕にとってはそんな音なのだ。
なお、この小川をわたって森の奥へ入っていくと、原生林を見ることができる。
保古の湖キャンプグラウンドレポート(7)今回のサイトのご紹介1_a0002763_8312291.jpgAエリア、A-2エリア共用のトイレ。
男女別棟になっているが、いずれも汲み取り式である(一部は水洗になっている)。
臭気はそれなりにはあるが、きれいに保たれており、嫁さんも子供たちも抵抗はなかったようだ。
ただし、トイレットペーパーは準備されていないので、利用者が持ち込まねばならない。
それから、たいへん残念だったのは、利用者のマナーである。
我々の滞在中は、紙おむつや女性特有の用品が女子トイレ内に放置、散乱していたらしい。
トイレに限らず、キャンプ場の施設が快適に保たれるかどうかは、利用者のマナーが最大のポイントであることを多くの方にぜひ理解して欲しい。
保古の湖キャンプグラウンドレポート(7)今回のサイトのご紹介1_a0002763_839922.jpgAエリアの奥にある炊事棟。
我々のサイトからは少し遠いが、苦になるほどではない。
水道の数も充分に確保されており、便利である。
今回の滞在中は、残飯を放置したり、食事の仕込みのために炊事場を占拠してしまうといった迷惑行為は一切なく、使いたいときに使うことができた。
この他、A-2エリアには水場(水道の蛇口が一本だけ立っている)が用意されており、水を補給するだけならこちらを使えるので、たいへん便利であった。
保古の湖キャンプグラウンドレポート(8)今回のサイトのご紹介2へ続く
by hotshark | 2005-08-20 08:31 | キャンプ・旅行日記
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