村松先生へ(2)

a0002763_338137.jpg村松先生、おはようございます。
昨夜遅くに、焼津から帰阪いたしました。

焼津へ行っていたのは、もちろん先生の通夜、告別式に参列するためです。
先生のご遺体も拝見しましたし、拾骨もさせていただきました。
大勢の方が集まり、先生の死を悼み、泣き崩れている姿も見ました。
私も、声が嗄れ、瞼が腫れるほど泣きました。

それでも、どうしても先生がお亡くなりになったとは思えないのです。

先生の通夜、告別式では、新しく入った事務局スタッフが大活躍してくれましたよ。
自分も本当につらかったと思うのですが、悪戦苦闘をしながらも、すべてを一人でテキパキと仕切ってくれました。
本当にあっぱれでした。
私たち弟子が、心置きなく先生を送り出すことができたのは、彼のおかげです。
心から感謝をしています。

その彼に感謝の気持ちをメールで伝えたら、次のような返事をくれました。

「村松先生は生きていらっしゃるんですよ。現実逃避しているわけではなく、確かに生きていらっしゃるんですよ」

常に沈着冷静な彼のその言葉に、私は大きな気づきと勇気を与えられました。
そうだ、先生は生きていらっしゃるんだ。
確かにあの世に旅立たれはしたけど、先生は確かに生きていらっしゃる。
そう思えるようになりました。

「死は怖くありません。あの世に帰るだけで、魂は永遠に生き続けます」

先生は、よくそのようにおっしゃっていました。
そのことを身をもって、我々弟子にお教えになっているのではないですか?
あまりに厳しい教え方ですが、そこが先生らしいところなのでしょう。

先生は、紛い物や偽物や上っ面だけというのが、大嫌いでしたね。
常に本質を問い、本物を目指しておられました。
ゆえに、今回のような厳しい試練を、我々弟子に与えておられるのでしょう。
我々の志が本物かどうか、それを問うていらっしゃるのでしょう。

「村松先生から直接教えてもらえないなら、意味がない」

そのようにおっしゃっている門下生も、少数ですがおられるそうです。
突然に村松先生がおられなくなったことは、それだけ大きなショックなのです。
あってはならないことが起こってしまった、そんな気持ちではないでしょうか。
みなさん、高い志と大きな期待をもって集まられた方々ばかりなので、大きく落胆するのは当然のことだと思います。
私も一研修生であれば、同様に考えていたかもしれません。
村松先生から直接学びたい、教えを乞いたい、お話をうかがいたい・・・
その気持ちは門下生であれば、誰でも同じだと思うからです。

しかしその一方で、未熟で非力な我々に対して、「教えてください」と頭を下げる門下生もたくさんおられます。
また、まだ入門もしていないのに、「お金をためて必ず学びに来ます」と涙を流して訴えてくる方もいらっしゃいました。
そんなとき、ああ、確かに先生は生きていらっしゃるんだと改めて思います。
先生は、真剣に学ぼうとする者たち一人一人の中で生きておられるのだと思います。
人生を賭けて真剣に学ぼうとされている方々の気持ちに精一杯応えることが、先生がやってこられたことです。
それを守り続けることが、先生のご遺志でもあると思います。
ゆえに、我々にどれだけのことができるかわかりませんが、きっと力を貸してくださると信じております。
どうかよろしくお願い申し上げます。

身体不調や人生の軋轢がもたらす他者の「痛み」に関わる者として、教え子の皆さんには、技術だけではなく、人の「心」を鑑みることを忘れずにいて欲しいと望みます。治療の本質、そして生まれて来たことの意味の本質は、そこに有るのですから。「心」を忘れた治療は、換骨奪胎、仏作って魂入れず。

以上は先生のブログからの転載ですが、常に先生は心の大切さを説いておられました。
その教えを引き継ぐ者だけが、今後、門下生として残っていくのだと思います。
先生の旅立ちとともに離れていく門下生もいるでしょうが、それはそれで仕方がないと私は思っています。
どちらが良い悪いではなく、価値観の違い、生き方の違いではないかと思うからです。
しかし、いずれの道を選ぶにせよ、後悔せぬようもう一度ご自分によくよく問うてみていただきたいと思います。

「私は命をかけて、先生のご遺志と教えを引き継ぎます。安心して旅立たれてください」

先生のご霊前、そしてご遺族の前で、私はそう誓いました。
私は、先生に初めてお会いした時から、先生について行こうと心を決めておりました。
私だけでなく、生前に先生が任命された全国の師範代の者たちは、みな同じような志を持っていると思います。
いや、師範代に限らず、先生の心と教えをしっかりと引き継ぐ門下生が、全国にたくさんいます。
彼らと力を合わせて、今日からまた頑張ります。

さて、相変わらずこんな写真ばかりですみません。
もう少しマシな写真を探しておきますね。


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by hotshark | 2010-01-22 03:38 | 整体師日記
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