もったいない

もったいない_a0002763_17303840.jpg私の両親は、昭和ヒトケタ生まれであり、戦時中を経験している。
いわゆる“もののない時代”に育ったので、ものを大切にする習慣、できる限り節約をする習慣が身に付いている。

特に母親は、それが徹底している。

包装紙や紙袋は、捨てずにとっておく。
裏が白紙のチラシは、とっておいてメモ用紙などに使用する。
そうでないチラシは、正方形に切って折り紙にする。

使っている鍋や食器などは、両親が結婚当時から使っているものがざらにある。
私が中高生時代に来ていたTシャツやトレーナーを、母親がパジャマとして着ているのを見て、驚いたことがある。
その他、言いだすときりがない。
とにかく「節約して生活する」ということが、骨身にしみているのだと思う。

そういう両親に育てられたにも関わらず、私はものを浪費する傾向がある。
次々に新しいものを欲しがり、手に入れてきたと思う。
しかし、少なからず「もったいない」思想と習慣を受け継いでおり、紙袋などは捨てずにとっておく。
使い捨ての容器なども、「何かに使えるのではないか」とつい保管したりする。
壊れたものでも、部品などがいつか使えるかもしれないと思い、捨てずにおいたりする。
いずれも結局使わないことが多いので、私の場合は的外れの節約なのだが・・・

ケチと節約とは、違う。
ケチは自分中心の考えであり、節約は社会(公)中心の考えである。
環境問題や食糧問題が世界的に叫ばれている現在、節約して生活することは、とても大切ではないかと思う。

一人の力は小さい。
でも、一人で始める以外に道はない。
たとえ小さなことでも、できることから実行していきたいと思う。


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もったいない_a0002763_12192376.jpg心身楽々堂 院長が、健康に関する真摯な思いや、お役に立つ情報を執筆中!
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by hotshark | 2010-01-13 17:30 | いわゆる日記
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