骨盤矯正について

a0002763_1438135.jpg最近、週に数件、骨盤矯正についての問い合わせや施術依頼があります。

そのほどんどは20~30代の女性です。
中には、近々ご出産を控えておられる女性もおられます。
産後に体重が増えたり、体型が崩れることを恐れる女性が多いようですが、女優の篠原涼子さんや竹内結子さんが、骨盤矯正でそれを防いだという情報を聞いて、興味をお持ちになるようです。

中には、子供を一人出産するごとに、10キロ単位で太る方もおられるそうですから、その思いは切実です。
私は、女性が健康で美しくあることが世の中ためであると信じていますので、お問い合わせやご依頼には、誠心誠意対応させていただいております。

ところで、骨盤矯正と聞いて、みなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?
外力を加えて、骨盤の歪みを治す・・・そのようなイメージをお持ちではないでしょうか?

残念ながらそのような方法では、一時的に骨格が整うだけで、肥満防止や体型維持にはあまり意味がありません。




a0002763_13402811.jpgご存じない方も多いのですが、骨盤は単一の骨ではありません。
骨盤は、左右両側の腸骨(腸骨・坐骨・恥骨を総称して寛骨と呼ぶ場合もあります)と、中央の仙骨(先端にある尾骨を含みます)の合計3つの骨で構成されています。

腸骨と仙骨の間には「仙腸関節」と呼ばれる関節があり、ここが動くことにより、骨盤は開いたり、閉じたりします。
骨盤は、一日周期、一月周期、一年周期で、開いたり閉じたりしています。
女性の場合、生理の周期と骨盤開閉の周期は同じであると言われていますが、男性も同様に開閉しています。

そして、骨盤がスムーズに開閉するかどうかが、男性女性限らず、健康を大きく左右することがわかっています。

骨盤は、骨格の土台となる、たいへん重要な部位です。
ここの歪みやズレが、他の骨格や、内臓、ひいては代謝活動にも大きな影響を及ぼします。
ところが歪みやズレは、日常生活の中で、頻繁に起こるものなのです。

重要なのは、それを自分で調整する力があるかどうか、つまり骨盤の開閉力があるかどうかなのです。

骨盤の開閉をするのは、インナーマッスルと称される深層筋群です。
多くの現代人は、この深層筋群が衰えていると言われています。
運動習慣、日常の動作や姿勢、食生活、生活習慣、その原因はさまざまです。

ところで、出産時には、仙腸関節と恥骨結合の靭帯が緩み、骨盤が大きく開きます。
産後、通常であれば、安静にしたり、授乳による刺激等により、骨盤は自然に閉じていきます。

ところが、先に述べたように、インナーマッスルが衰えているために骨盤が十分に閉まらず、開いたままになる女性が多いのです。

その結果、お尻が大きくなったり、脚やお腹周りに余分な脂肪が付きやすくなったりします。
骨盤の緩みは他の骨格へも影響しますから、全体的な体型が崩れる恐れもあります。

困ったことにインナーマッスルは、体表に近いアウターマッスルのように、簡単に鍛えることができないのです。
また、筋肉は単独で動くことはなく、必ず脳の指令のもとに動きます。
従って、筋肉を鍛えるだけでなく、脳がうまく筋肉をコントロールできるようにしないと、意味がないのです。

だから最初に述べたように、外力を加えて一時的に骨盤を整えても、ほどんど無意味なのです。
自力で、骨盤を自然に開閉できる力をつけるように導くこと、これが正しい骨盤矯正のあり方だと私は考えています。


骨盤矯正の施術や指導は、いつでも受けられます。
もし出産を控えておられる女性がおられたら、できれば出産後でなく、出産前から準備されることをおすすめいたします。


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by hotshark | 2009-07-18 13:40 | 整体師日記
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