呼吸について(2)

a0002763_21203778.jpg前回の投稿から少し間があきましたが、呼吸について、続きを述べてみたいと思います。

今回は、私が合気道稽古の中で学んだ呼吸法についてお話いたします。

前回述べたように、武道稽古に呼吸の鍛練は欠かせません。
激しい動きの中でも、常に安定した呼吸を保ち続けることが、不可欠だからです。

呼吸は、自律神経と密接な関係があります。
安定した呼吸は、自律神経のバランスを整え、身体の機能を安定させます。
身体が安定すると、心も安定します。
その結果、心身の調和が生まれ、あらゆる側面で、最高のパフォーマンスが発揮されるようになります。

さて、私が学んだ呼吸鍛練法について解説します。



ますは正座し、背筋を伸ばし、全身の力を抜きます。
頭頂に糸を付けられ、天からつるされているようなイメージです。

身体の重みは重力に従い、すべて下にかかるようにします。
そして、自分の意識を臍下の一点に鎮めます。
臍下の一点とは、お臍の下約10センチくらい下、下腹と仙骨の真ん中あたりです。
そこに向かって、無限に自分の意識を鎮めていく。
もしくは、そこを中心に自分を無限に小さく小さく折りたたんでいく・・・
そんなイメージを持つとよいかも知れません。

次に、息を吐きます。
鼻から吐くのが理想ですが、難しい場合は口から吐いてもかまいません。
その際は、口から糸を吐くように、細く吐きます。

とにかくゆっくりと、できる限り時間をかけて吐くようにします。
臍下の一点に意識を集中すると、比較的ラクに、ゆっくり吐くことができます。
慣れてくると、1分くらいかけて吐くことができるようになります。

息を吐き切ったと思ったら、そこでさらにもうひと吐きします。
限界まで吐いて、その後に口を開けて、「ハッ」と残ったすべての息を吐き切ります。
やや上体が前かがみになってもかまいません。

そして、吐き切ったら、自然に吸うにまかせて、鼻から息を吸います。
その際に、地面から息を吸い上げ、脚、下腹、腹、胸、腕、首、頭の順に、全身に新鮮なエネルギーが満ちていくイメージを持ちます。
できるだけ、身体の隅々にまで行きわたるようイメージします。
地面だけでなく、全身で、宇宙に満ちたエネルギーを吸っているイメージを持ってもよいでしょう。

いっぱいいっぱいに頭頂まで吸い切ったら、いったん息を止め、吸った息をすべて臍下の一点に下ろします。
そこで数秒間、ぐっと息をためます。

そして、身体を緩め、鼻からゆっくりと息を吐きだします。
実際に息が出るのは鼻からですが、全身のあらゆるところから、身体中の毛穴から不要物が出ていくというイメージを持ちます。
そこから先は、最初に述べたとおりです。
それを何度か繰り返します。

やや我流になっている部分もありますが、以上が合気道稽古で学んだ呼吸鍛練法です。
これを繰り返し行うことにより、普段意識せずともゆっくりと、安定した呼吸ができるようになります。

私は、これに「内観の法」というものを加え、自分の心身の不調を解消します。
呼吸法は、もっとも効果が高く、もっともコストのかからない、最高の健康法のひとつだと思います。

<続く>


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by hotshark | 2009-07-24 22:16 | 整体師日記
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