病気は心のメッセージ

病気は心のメッセージ_a0002763_843632.jpg病気は心のメッセージ
・著者:川嶋 朗
・2008年7月23日 第1刷発行
・発行所:PHPパブリッシング

著者の川嶋先生は、医学博士、現役のお医者様です。
西洋医学を学び、内科のお医者様としてアメリカや日本で活躍してこられた方のようです。
その中で、西洋医学一辺倒ではどうしても治せない状況をいくつも目の当たりにされ、疑問をもち、ホメオパシーや代替医療等も取り入れた統合医療を手掛けられるようになられました。

この本の最初のメッセージは「体の原因の不調は、あなた自身にある」ということです。

余命少ない末期癌の患者さんが奇跡的に延命した例なども出しながら、病気や不調の根本原因がどこにあるかが、述べられています。
その内容は、私が現在、日本回復整体総合学院で学んでいること、そして特に前回のコースで村松副学院長からうかがったお話である「私は癌になっても病院へ行かないと決めた」ということ等と、とても共通点があります。

川嶋先生によると、絶対に治らない患者さんの共通点は「感謝の気持ちがないこと」だそうです。

私自身、若い時から、できるだけお医者様や薬の世話になることなく、済ませるようにしてきました。
決して医者が嫌いだとか、現代医療を否定しているわけではありません。
歯が痛くなったり、骨折したときや縫合が必要な怪我をしたとき等は、やはりお医者様で診てもらいます。
しかし、どこかで「自分のからだは自分で治す、自分の力を信じたい」と、そういう思いでおりました。

今回、サラリーマンを辞めて国民健康保険に加入しました。
毎月の保険料支払額は、なんと家族4人で6万円です。
自宅のローンの約半額です。
思わず家族が「こんなに払うんだったら、どんどん病院行かないと損やね」と言いました。
なんか、本当におかしな世の中です。

しかし、それを嘆いても、愚痴を言っても始まらない。
私は私にできることを精一杯やるのみです。
全国にいらっしゃる、信頼できる仲間たちと手を携えながら。
by hotshark | 2008-08-08 08:07 | 本について
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