先週先生に教えていただいた「気の出ている腕(手)」を意識して稽古してみた。
それがいかに大切なことであるかが改めてわかった。
先週先生の話を聞けなかった方にやり方をお教えして技に使っていただいたところ、技のかかり方がまったく違うのには驚いた。
気の出ている手だと、なんの抵抗もなくついていけるのだ。
これが、少しでも手で押したり引かれたりすると、抵抗を感じて流れがとまってしまう。
そのことが本当によくわかった。
じゃあ自分ができるのかというと、これがなかなか難しい。
つい「投げたい」という気持ちが先に立ち、手を使って押したり引いたりしてしまう。
この夏は、このこと(手からしっかり気を出し、手で押さない、引かない)を体得することを課題にして稽古に励もうと考えている。
いまさら何を言っているんだと叱られそうであるが。