momoさんがコメントの中でご紹介くださっていますが、改めて紹介させてもらいます。
『たいせつなこと』
マーガレット・ワイズ・ブラウン さく
レナード・ワイスガード え
うちだややこ やく
発行所 フレーベル館
2001年9月 初版第1刷発行
ここ数ヶ月、いや数年かもしれないが、ずっともやもやした気持ちで暮らしていた。
いったい自分は何をやってるんだろう?
どうしてこんなに気持ちが暗いのだろう?
これからどうなっていくんだろう?
いったい自分は何者なんだろう?
本当に何をやりたいんだろう?
今週は、特に気持ちが落ち込んでいた。
そんなとき、ときどきこのブログにコメントをしてくださるmomoさんが教えてくださった、この絵本。
出張へ行くついでに本屋へ立ち寄り、さっそく買い求めた。
新幹線の中で読んだ。
「それでいいんだよ。なにも心配いらないよ。悩みたいなら、存分に悩みなさい。それでいいんだよ」
そういって、そっと抱きしめられた感じがした。
身体の中から何かが湧き上がってきて、涙が止まらなくなった。
悲しいから?いや、違う。
感動の涙?それも少し違う。
なにかとてつもなく大きなもの、そう、誤解を恐れずにいうと「神に抱きしめられた」、そんな感覚を味わった・・・
同じ本でも、人によって受け取り方がまったく違う。
同じ人が読んでも、ときと場合によって、受け取り方がまったく違う。
すごくいいタイミングにこの本を教えてくださったmomoさんに心から感謝するとともに、こうやって巡り合いをつくってくださる大いなる力に、心から感謝しています。
ありがとうございました。